2011年7月8日金曜日

グゥァタパラの日本人入植地が49周年

みなさん、こんばんは。
あっと言う間にまた木曜日でございます。

あららー、なんか2011年も半分すぎましたねー。

さてさて、ブラジルの各地には日本人移民の功績が多々残されています。
そこで、今回Guataparàと言う場所に49周年の式典があったので、
お邪魔させていただきました。


















サンパウロから約300Kmの場所にある、
バスに揺られること、約4時間。
ちなみに、まだサンパウロ州内でございます。
日本で言うと、まだ県内でございます。
あぁ、なんと広い。

グァタパラは笠戸丸による、第一回日本移民、
鹿児島県18家族、高知県2家族、新潟県3家族、
計23家族88名が配耕されたゆかりの地だそうです。
元小泉首相も来たそうで、その時にはヘリコプターで飛来し、
ヘリの中から花束を投げる予定だったそうな。
ただ、下を見るとグランドに「小泉首相大歓迎」と大きく書かれてあり、
それに感動した小泉首相は急遽、「おれ、やっぱ降りて直接花束を渡す!」
って事になったそうです。
それを記念して建立された記念碑がこれ。
日本人移民は成功したとは言われますが、
実際には、多くのマラリアに感染し、日本の地を再度踏むことなく、
亡くなった人も多いのです。
そんな中、多くの困難や孤独を乗り越え、不毛の地を開拓した先輩方に、
小泉首相は「感動」という書を残したと思われます。

さて、収穫祭も同時に開催されていましたが、
遠き日本の今回の惨事に募金運動も行われていました。

さて、式典が終わったあとは、入植跡地の廃墟をみてまわりました。
周りはさとうきび畑。赤土の広大な土地を走ります。

コーヒーを乾燥させる建物だったそうで、
今は既に廃墟。

中に潜入。廃墟マニアっているんでしょうか?
オススメだと思われます。
下の写真は映画館跡。

そして、ブラジルはパイナップルが原産だそうで、
これはパイナップルの原種だそうです。

貨物列車のみの駅と線路。

夏の線路の膨張なんてイメージできないから、
線路のつなぎ目はビッチリされてます。

おかげで、線路が波打って波打って・・・。
さて、こんな感じでグァタパラを体験してきましたが、
サンパウロ新聞に新しい鹿児島出身の女性研修生もおり、
一緒に行動しました。
茂みにはガラガラヘビ(猛毒)もいるらしいという情報もあり、
彼女に「怖くない?」って聞いたら、

「怖いですねー。でも、噛まれても一回目は大丈夫ですよね。
 ほら、2回目が危ないって言うし・・・。」

って答え。




 「・・・・。節子、それはスズメバチや・・・・。」



 さて、また来週の木曜日にお会いしましょう。

おっと、木曜の一句。


 鹿児島は、

   保護したくなる

      馬鹿ばっか。

※きっと、私も入ります・・・。合掌。









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