2011年9月29日木曜日

満員電車にて。

皆さん、こんばんは。
木曜の男の搭乗登場です。

夕方の地下鉄は満員でございます。
都会に住んでいなかったため、東京や大阪の満員電車は経験していませんが、
それでもサンパウロの地下鉄の込み具合には辟易いたします。

暑くなってきたせいか、すっぱい匂いを発する肥えた男性が、
諸手を挙げて目の前にいたり、
香水のキツメのおばさんが大きな声で喋っていたり、

人込みが大嫌いな私にとっては、もう地獄。

今日、帰社の途中に、とてつもなく巨大なお尻をされたおば様方達3人程が、
もう入りきらないと思われる車内に乗り込んできました。
お尻を押し付けてくる、押し付けてくる・・・。
なんという高ケツ圧・・・

上半身はわりと余裕のスペースがあるのですが、
下半身は真空パックにされた食品加工物に同情してしまう状況です。

営業カバンを持ってるので手がお尻にあたって、さぁ大変。
動かそうにも、全く動けず。
変に動かすと冤罪になるんじゃないかと、とても心配。

電車は急ブレーキはするし、急加速もするし、
日本のような穏やかな運転ではもちろんありません。

車両なかほどにある手すりは高めだけど、掴めない事もない。
だけど、手を無理に引き抜くのも憚れる。
揺れに対して足で踏ん張るも、やっぱりよろける。

ところが、高ケツ圧の女性に囲まれているおかげで、
強い揺れに身体を任せても、微動だにしない。
いやむしろ、心地いい。
あの、高飛びのあとのマットに守られてる感じ。
低反発枕ってあるけど、高反発オケツって感じ。
3人の女性陣はこの状況を全く気にせず、仲良くおしゃべり。

きっと、サンパウロはこれでいいのだ。

トランポリントライアングルに身体を任せ、3駅。
Paraíso駅(天国駅という意味)から乗り、
Liberdade駅(自由駅という意味)で満員電車から開放されました。

今日はきっと営業の神様からのささやかなご褒美なのでしょう。

ありがとうございます。

そんな神様へ一句。

  このブログ、

    嫁が見ぬよう、

      願います。

では、また木曜日にお会いしましょう。

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