2011年12月22日木曜日

英雄色を好む。

皆様、こんばんは。私です。


さて、私のポルトガル語は全く上達しておりません。
ブラジルに来て、もうすぐ2年。
これじゃマズイ。ということで先日より公文に通い始めました。
ちなみに、ポルトガル語の先生は若く美しい女性の先生でございます。

小っちゃなお子ちゃまと一緒に、小一時間ほど机で鉛筆を走らせております。
点線の補助線をなぞりながらアルファベットを書くという、基本からのスタートです。
なんと可愛らしい木曜の男。
課題が終わったら先生の所に持って行き、一緒に読みながら発音の練習です。

rato
意味 ねずみ 読み方 ハト

美人教師「ハト、ハト」

木曜男 「ハト、ハト」

先生はポルトガル語が分からない私にゆっくり喋ってくれます。
分からないとジェスチャーを交えて丁寧に意味を説明してくれます。

まぁ、こんな調子で初歩の初歩から改めて勉強をするという、
やっと本気を出した木曜の男です。


続きまして、herói という単語。


意味 
英雄・勇士・主人公、主役、
中心人物・花形


まぁ、つまり、ヒーローって事です。
ただ、ポルトガル語ではhの発音はほとんどしません。
となると、どう読むのか。



美人教師  「エロイ。」

木曜男 「ヘロイ。」 ←間違う。

美人教師 「ノンノン。エロイ。

木曜男 「ヒロイ。」  ←もうね、わざと間違います。

美人教師 「ノンノン。エロイ。


木曜男 「エロイ??」 ←やっと理解したように演技する。

美人教師 「イッソ!エロイ!!」 ←そうだ。エロイだ!!

木曜男 「ヂ ノーボ ポルファボー。」 ←もう一回言って。

美人教師 「エロイ。」

木曜男 「ヂ ノーボ・・・」 ← も、もう一回

美人教師 「エロイ♪」 ← すでに木曜の男には妄想で変換される。



美人教師に何回言わせたでしょうか。
真面目な顔で何回も発音してもらい、密かに楽しんでしまいました。

※公文さん、並びにマジメに教えてくれる先生お詫びいたします。申し訳ありません。


覚え方は簡単ですね。

「英雄色を好む。」という諺がありますね。
意味
英雄といわれる人は、精力が強いので、女色を好む傾向が強いということ。

まぁ、男の言い訳ともとれるこの諺ですが、この単語を覚えるには、まさにぴったりです。

ポルトガル語では、


英雄エロイ。


ヒーローエロイ。


主人公エロイ。


もう、お分かりですね。
以下の式が成り立ちます。

ブラジルでは、

英雄 or ヒーロー = エロイ

この世の男    = エロイ

英雄 or ヒーロー = 男

   男   = バカ

従って、

英雄 or ヒーロー = バカ

という式が成り立ちます。

婚活をしている日本の女性の皆様、

「私のヒーローはどこ?」

と嘆かないで下さい。

その目の前にいるバカがヒーローですよ!



さて、一句。

   一を聞き、

     ー(マイナス)かけて、

        学ぶ僕。

ゼロ以下になる木曜の男…。
また来週の木曜に会いましょう。

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